お針子蜂の巣

手仕事と防災の記録

   ビン詰めお味噌汁の実験

野菜を洗ったり切ったりする余裕のない非常時のために
お味噌汁の材料をビン詰めして真空保存しようと思っています。


まずは実験。
今日は写真が多いですよ。

切り干し大根の長いものをハサミで3、4センチに切ります。


家にあった乾燥野菜は小松菜、長ネギ、大根葉。
順番にビンに入れます。
これはパイントジャー、約480mlです。


ギリギリまでお水を入れてフタをしたところ。


しばらく置いときましたが、やっぱり水分が少ないなと思って
クウォートサイズに入れ替えました。


お鍋にセットします。
ビンが割れないように、底には落し蓋のようなものを入れます。


残りのスペースで賞味期限切れのレトルトおかずと
ゆで卵を作ります。

ガラスビンなので、きれいならお鍋のお湯をカープラーメンや
アルファ米に使えないこともないと思いますが
今日は食べ物には使わない前提です。


ビンがお鍋より大きくてフタがしまりません。


なんか他のことやってたら、30分以上グツグツしちゃってました。
ビンの中身も80度以上になってます。


器にお味噌を入れます(この量、まったく足りなかった)。
うち、今お椀が全然無いのです。
早く買いたい。

お味噌もホントは乾燥させてパウダーにしたいのですが
なかなか着手できず。
フリーズドライのお味噌汁に四角いお味噌が入ってますが
あれだけ売ってればいいのになとずっと前から思ってました。
どこかのメーカーに聞いてみよう。


はい、こぼしました(笑)
ビンを傾けるとき手から滑りました。
これ、非常時だったら拭いたりするのも大変ですよ。
洗えないからね。
ティッシュとかキッチンペーパー、いっぱいストックしとかないとね。

これはもちろん拾って、全部器に入れましたよー。


出汁を取ってないので、上から鰹節を振りました。
残念ながら切り干し大根がだいぶ固かったです。
サラダにするときはお湯で戻してしぼるだけで
「おいしー!」って食べるのですが
お味噌汁だと思うと、「固...」っておいしくいただけないって
おもしろい心理だなーと思いました。

お味噌汁用には、ある程度茹でてから
乾燥させた大根を使ったほうがいいかもしれないな。

あるいは乾燥にこだわらず、煮た野菜をビン詰めして
食べるときに温めてお湯とお味噌を足す方がいいかも。
そっちも今度やってみよう。


残ったお湯は、いろいろに使えますね。
冬なら湯たんぽに入れたり
熱いおしぼりにして体を拭いたり
洗面器に入れてお水を足して、赤ちゃんのお尻を洗ってあげたり。

水が貴重なら、そのまま残して
次の日のレトルトを温める手もあります。
臨機応変に使いましょう。

でも熱いお湯が入ったお鍋をそのままコンロに置いておくのは
危ないと思うので、使わず残す場合は床に置くなり
お風呂場に置くなり、考えましょう。


ニギスも焼きました。
洗い物が出ないように、クッキングシートを敷いて。

外で七輪で焼く方法もありますね。
うち今、木炭が全然ないから、少し買っといた方がいいかなー。