お針子蜂の巣

手仕事と防災の記録

   防災ピクニック第2回 地震体験

地震発生装置による地震体験を行いました。
うちの長女と三女は初体験。

「こわかった」と言っていました。
見てるのも結構怖いのです。

今回は、小さいお子さんもギャン泣きしたりせず
一緒に体験していました。

私は、台所のイスに座っておいて
隣りの和室に置いた、末っ子に見立てたぬいぐるみまで
震度7でたどり着けるか試してみました。

ランプで震度を確認しながらやったつもりでしたが
実際は震度7のときは少ししか動けていなかったようです。
でもなんとかたどり着いてぬいぐるみを抱っこして
また台所まで戻ってテーブル下に避難するところまでできました。

これは「何も置いてない」場所だったからできたんだと思います。
係りの方に「立たないでください」と言われたので
四つんばいになったまま移動していました。

でも実際に自宅でそれができるかどうか分からないです。
犬が興奮して走り回る可能性があるし
家具も多いし
常に床にいろんなものが落ちてるし。

地震が起きたとき子どもを守れるかどうかを考えていたら
子どもを常に自分のそばに置いておかないといけないような
感じがしますが、そんなこと無理ですよね。

自分は台所にいて、たとえば2階や
離れた部屋で子どもがおとなしく遊んでいれば
「今のうちご飯作っちゃおう」ってなりますよね。

子どもをずっとおんぶしたり、自分のそばに置いておくことが
できないなら、子どもが遊ぶスペースを安全にしておくしかありません。

そして実際に大きな揺れが来たときに
ただ怖がってギャーギャーと泣いてしまうだけの年齢・性質の
お子さんなら、あまり離れた場所で遊ばせておくのは
危ないかもしれません。
慌ててママのところに来ようとして倒れて転んだり、
家具が倒れる可能性があるところを通ったりするかもしれないからです。

「もし1人で遊んでるときにお家がグラグラ揺れたら
すぐここの場所(遊んでる部屋で何も倒れてこない、
落ちてこない場所)に来てダンゴムシのポーズ(頭を守る)で
じっとしてるんだよ」という指示が入るような年齢なら、
それを教えておくといいと思います。

各部屋すべてに、「安全なスポット」があり
家族みんながそれを認識しているといいと思います。
うちの末っ子はまだそれは無理なので
誰かが常に同じ部屋にいるようにしています。
我が家はまだ安全なスペースが少ないので。

家に帰ってから子ども達に、「うちで危なそうな場所、
どこだと思う?」と聞いてみたら
「ここ全部ー」と私の手仕事のものが詰まったカラーボックスを
並べただけの場所を指されてしまいました。
はい、早く片付けます。